- セミナーシリーズ名
- 数理工学への誘い
- 対象
- 1年生〜4年生
- 演題
- 「離散凸解析」の視点
- 講師
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室田一雄 教授
(東京大学大学院情報理工学系研究科)
- 日時
- 2003年9月16日 (火) 15:00〜17:00++
- 場所
- 東京大学本郷キャンパス 工学部6号館(計数工学科)2階61号講義室
- 内容
- 近年,日本を中心に進展した「離散凸解析」とはどんな学問なのか,
その動機と問題意識を丁寧に平易に紹介します.
数学の話をするのではありません.
数理工学的な問題意識を伝えたいと思います.
たとえば,「離散凸解析」の視点に立つと,
(1) 非線形抵抗から成る電気回路における電流と電位の関係,
(2) ポテンシャル問題における微分作用素とGreen関数の関係,
(3) 数理経済学においては財と価格の関係
がみんな同じだと気付きます.
- 参考書
- 室田一雄:
離散凸解析, 現代数学の潮流,共立出版, 2001.
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K. Murota:
Discrete Convex Analysis, SIAM, 2003.
- 注
- この講演は,主として東京大学工学部計数工学科の学部学生を対象としていますが
その他の方々のご来聴も歓迎致します.なお,単位はでません.
- 記録
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講義のビデオが
計数工学科のホームページ:講義風景
にあります