- 2年生(駒場)向け講義:
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「基礎数理」 (2004年10月〜2月)
日程・講義資料など
- 3年生向け講義:
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- 4年生向け講義:
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「数理情報工学演習第二A」 鞍点法 --- 積分の漸近展開 (2004年4月16日(金), 13:00〜)
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「数理情報工学輪講」 (2004年4月19日〜5月31日)
- 大学院生向け講義:
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「超ロバスト計算原理講究」
混合行列と組合せ的正準形(CCF)
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(2004年5月19日(水), 13:00-14:30, 工学部6号館3階セミナー室B)
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- 概要:
工学に現れる行列は,線形代数の教科書にでてくる行列と比べて,
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・行列の大きさ(行や列の数)が大きい,
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・行列の要素の中にゼロのものが多い,
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という特徴をもっています.このような行列
の解析においては,要素値の数値的な情報に先立って,
どの要素がゼロでないかという構造的な(非数値的な)情報の把握が
システム解析のロバスト性にとって重要になります.
そして,非数値情報の把握には組合せ論的な見方が有用です.
この講義では,層混合行列という概念とその正準分解を紹介し,
線形代数における劣モジュラ関数理論の役割を説明します.